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事業脚本家という生き方。

フィールド・フロー代表取締役 渋谷 健のブログ。

DBIC×LOCAL -宮崎- 開催レポート ~”好き”は未来を創る大きな力~

 2/2に「DBIC×LOCAL -宮崎-」、開催いたしました。総勢60名の方が参加した今回の場。食を通じて地方創生の実践の現場に何が必要かを、組織・地域・年齢・立場・性別・経験を超えて問い、対話し、つながり、動き出すきっかけとして開催し、そして実際に動き出しました。DBICとLOCALの新しい未来、始めます。

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 今回のイベントの趣旨は「地方創生の機会を活かした具体的な事業創出」を実践するために何が必要か、というもの。特に以下の3つの論点をそれぞれが対話を通じて深堀するために、食を通じて企業経営者・経営幹部を中心に、多様な方々にお集まりいただきました。
 ・地方創生の流れの中で必要となるイノベーションとはどのようなものか?
 ・地方創生を支える多様なコミュニティとは、どのようにあるべきか?
 ・企業が地方創生の機会を事業に活かすには、何が必要となってくるか?

 冒頭は私のほうからの主施説明で、私自身の地方創生の現場での経験から仮説として3つのシンプルな気づきと、3つの問いを提示しました。参加する皆様の対話のたたき台です。ちょっとこの話は深いので、詳細はそれぞれ別の記事で。

 <地方創生に必要なシンプルな3つの気づき
 ・必要なことは“この世界に必要なこと”をすること
 ・“心から夢中になれる好きなこと”であり、社会の価値ある役割として担えること
 ・“純粋な ひと と ひと” としての信頼関係で結ばれ、支え、託すこと

 <地方創生の現場から見えた問い
 ・必要なことは組織・ひと自体の根源的変容ではないか?
 ・本当にこの世界に必要なことを、人生を賭けてやれているか?
 ・視野を狭め、思考を止め、感情を閉じていないか?

 こんな仮説を踏まえて、宮崎県庁の中原さんからは宮崎県の農業について全体のお話をいただき、同じく宮崎県庁の柚木崎さんからは加工食品産業の現状を教えていただきました。ちなみに柚木崎さんのお話の中ではたくわんに触れていたこともあって、実際にたくわんを食べていただきながら。ポリポリといい音がする空間が楽しい。

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 続いて、宮崎活魚センター 社長の築地さんと野菜ソムリエの大角さんが登場。お二人には私からのインタビュー形式でお話しいただきました。まずは築地さん。簡単な自己紹介と、女性で魚屋さんの社長をやってきたこれまでの体験のお話、チョウザメにかける思い、これからやりたいことなどを自由に。本当にお魚が好き。その一点でいろんな課題をはねのけて、今ここにいるんだという力を感じずにはいられませんでした。

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 そして大角さん。元々洋服店の店長などもやっていましたが、「私、そんなに服が好きじゃない」と気づき、さらに「野菜が好き」ということに気づいて一念発起。いまや宮崎の有名野菜ソムリエ。本当に純粋に野菜が好きなんだ、というのが表情からも言葉からも伝わってきます。

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 今回はお二人のお話だけでなく、五感を通じて体感してもらいたいというところから、お話を聞きながら実際に料理を食べてもらう時間もつくりました。築地さんが扱っているチョウザメ肉、そして大角さんが大事にしている梶並農園さんのお芋。来場されている皆様から食べるたびに笑顔がこぼれるのも印象的でした。

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 ただ、ちょっとご飯を食べちゃおうとお酒も飲みたくなっちゃいますし、さらに何かおなかにも入れたくなるもの。というわけで、築地さん・大角さんのお話の後はほんの少し休憩して、お酒と食事を自由に召し上がっていただく時間をとりました。もちろん、お魚は築地さんの宮崎活魚センターから、野菜は大角さんの梶並農園さんから仕入れたもの。お酒は日南の焼酎。ANAさんからはワインの差し入れも。

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 あっという間に休憩時間も盛り上がってしまい、何とか再開して今度はトークセッション。今回料理を担当してくれました浅草おとの畑谷さんと、現地取材の様子を振り返りながら築地さん・大角さんとフリートーク。それぞれ築地さんは魚が好きで、大角さんは野菜が好きで、浅草おとのみなさんは料理が好きで。そして浅草おとの皆さんも楽しんで料理を提供してくださったこと、そんな姿を見て築地さんも大角さんも楽しくなったということ。さらには会場の皆さんが喜んで食べてくれるのがとてもうれしいということ。「好き」と「楽しい」と「うれしい」がつながっていくトークの時間となりました。だからこそ、トークの最後の時間、次のステップとして
 ・浅草おとで築地さん・大角さんセレクションを提供する
 ・宮崎で築地さんプロデュースのイベントを開催する
 ・大角さんの民泊にみんなで遊びに行く
 ・今後もこの場をシリーズでやっていく
なんてことがポンポンと出てきて、本当に実行に移っていきました。改めて〝好き”の力の強さを感じます。

 そして最後は本格的な交流会。とここで、特別ゲスト。虎ノ門・新橋を組織・地域・年齢・立場・性別・経験を超えてつながる拠点にしたい、という私の想いに応えて、あのひとがやってきてくれました。そう、虎ノ門ゆるキャラ。カモ虎課長です。カモ虎課長のおかげもあって、交流会はなかなか皆さんの会話が終わらず、中締めしても全然残っているという状態。皆様が楽しんでくれた証拠。企画した私としてはこれ以上なく、ありがたいことです。

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 今回のイベントとしては、いろんな要素を組み込み、混沌としていたものかもしれません。ただ一貫していたことは、楽しい場であること。驚きと喜びと安心で満たされた場であること。〝好き”の力を感じてもらう場であること。この体感を通じて、改めて対話の機会を持てば、必ず大きな気づきが得られます。そしてそれは必ず、新しい未来を創ることにつながっていきます。まだまだ未来は始まったばかり。これからも楽しんでいきたいと思います。

 最後にご協力いただいた関係各所の皆様に御礼を申し上げます。とくに今回ご登壇いただいた築地さん、大角さん、後援をいただいた宮崎県、一般社団法人まちはチームだ、一般社団法人OSTi、セルフ・フードプランニングの関係者の皆様、料理提供をいただいた浅草おとの関係者の皆様、運営に携わっていただいたDBICの皆様、そしてお忙しい中、ご参加いただいた皆様に心から感謝をお伝えしたいと思います。また次回もぜひ、ご一緒に!

 

 

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