事業脚本家という生き方。

フィールド・フロー代表取締役 渋谷 健のブログ。

でかい”だけ”の声に惑わされるな 〜ノイジーマイノリティをなんとかしよう〜

事業脚本家として、さらにはファシリテーターとしてやりたいことがまた増えました。世界を驚きと喜びと安心で満たすために。なにかというと、ノイジーマイノリティ対策。サイレントマジョリティーという言葉があります。 声なき多数派と言うやつですね。これの反対。声が大きいだけど少数派です。惑わされてませんか?うるさいだけの少数派に。黙ってたらなんとかやるとついつい思ってませんか?それを繰り返してきた結果、望んでいた状態になっでいませんか?大きな声が正しいものだったらとくに問題ないのですが、最近そうでもないケースが多いので、なんとかしようと決めました。

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わかりやすいケースでいうと、ことなかれ主義が蔓延しているワンマン組織。社長の大きな声、つまり、影響力があって明確に発せられる声に従って組織は動きます。例えそれが間違っていても。大多数の社員が、それはないなぁ、と思っていても。
 
ほかにも最近よく話題になる保育園や公園の問題。子どもがうるさい、と本当に思ってる人たちはどれくらいいるのでしょうか?完全に中立的な調査をもししたとしたら、本当に子どもがうるさいと思ってる人は多数派になりますか?例えば「子どもがうるさい」と息巻いてるひとが、地域でも何かしら影響力があったり、あるいは「関わると面倒だからいうことを聞いておこう」という思いにさせるようなひとで、ほんの数人しかいなかったとしたらどうでしょうか?面倒を嫌うひとたちを押さえつけて、「子どもがうるさい」という声だけがあがり、いつのまにか総意として扱われてしまうなんてことも想像に容易いです。
 
そろそろこうした声が大きいだけで、自分勝手な存在、声がでかいだけのうるさい存在、ノイジーマイノリティを放置するのをやめたい。ではどうするかというと、声をだすこと。どんな声かというと、いいものはいい、やなものはやだ、というのをちゃんと伝えること。ただそれだけ。年齢とか肩書きとか経歴とか関係なく。
 
実際、年齢なんて時間が経てば積み上がるし、社長という肩書きなら登記手続きすればすぐ手に入ります。経歴だっていろいろやってれば見せ方次第。年齢とか肩書きとか経歴とか振りかざさないと自分の立場も作れないようなひとは、大したことないので無視しても問題ないですからね。経験的にも。
 
とはいえ、簡単ではない、というひとがほとんどというのも実情ですし、面倒に巻き込まれそうなのも確かです。人間無難に過ごしたいものですからね。というわけで、ファシリテーターの出番。声にならない声をすくい上げて、みんなの代わりにリスクをとる。そして成果を還元する。あるべき状態を作るために。これは本当にやらないといけないなぁと思うし、やってくれるファシリテーター仲間も増やさないとなぁ、と思います。なので、いろんな事業を仕掛けてるわけですが。
 
とりあえず、まずは自分自身がノイジーマイノリティに惑わされずやるべきことをやることにしました。というか、しています。