事業脚本家という生き方。

フィールド・フロー代表取締役 渋谷 健のブログ。

ラグビー×秘密基地 2019年に向けたスポーツコミュニティが始まります。

 2/18、ミクニワールドスタジアム北九州こけら落としイベント「ラグビードリームマッチ サンウルブズ VS トップリーグオールスターズ」を記念して、秘密基地にてラグビーファンミーティングを開催しました。当日は元日本代表監督の向井昭吾さんにもお越しいただき、全国からこの日の試合を見に来たコアなラグビーファンを迎え、トークショーあり、ライブステージあり、秘密基地らしい交流ありの楽しい時間を創ることがでいました。秘密基地を起点に、2019のラグビーワールドカップ、そして2020年の東京オリンピックに向けて、スポーツを通じた地方創生を動かしていきます。

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 2/18は北九州の新スタジアム「ミクニワールドスタジアム北九州」のこけら落とし
フィールドと観客席が近く、海に隣接したこのスタジアムは北九州地域のスポーツの象徴。そして日本最高峰のラグビーゲームが最初のゲームに選ばれるなんて、粋じゃないですか。

 ラグビーは1980年代にドラマ「スクールウォーズ」の影響もあって大ブームになり、その後はだんだんと熱が下がってきていました。しかし2015年のラグビーワールドカップでの日本代表の奮闘、南アフリカへの大金星、五郎丸選手のブレイクをきっかけに熱が再燃。2019年にはラグビーワールドカップ日本大会の開催も決まり、今まさに注目すべきスポーツだといえます。

 加えて、ラグビーは日本でこそ、野球やサッカーに比べてテレビ中継や観客動員数は少ないですが、世界的に見れば大人気スポーツ。スポーツの世界三大国際大会も、オリンピック、サッカーワールドカップラグビーワールドカップの3つとなっています。

 さらに地方創生という観点で見ると、オリンピックよりもより重要なのはラグビーワールドカップです。理由は単純で、オリンピックは都市開催であり、2020年はなんだかんだ東京に一極集中します。これに対してラグビーワールドカップは国単位での開催。2019年も全国各地域にまたがって開催され、地方においては大きな大きな世界に対するPRのチャンスなのです。そして2019年に十分にPRができているならば、2020年のオリンピックで東京に集中する外国人観光客を、例えば観戦終了後のプラスアルファの旅行先として地方に誘致していくことが十分に望めます。

 このような要素から、ラグビーを盛り上げていく、ということは単にラグビーファンを増やすという意味以上に、非常に大きな意味があることなのです。加えて北九州は九州ラグビーの聖地新日鐵住金八幡ラグビー部の前身である、製鉄ラガークラブが創設された地域でもあります。また、日本で初めて4月に開催される7人制女子ラグビーの世界大会 ワールド女子セブンズラグビーの開催地も北九州。2019年のラグビーワールドカップで強豪ウェールズのキャンプ地になっているのも北九州。つまり何が言いたいかというと、北九州の新スタジアムのこけら落としイベントがラグビーであることは、見た目以上に価値のあるものだったのです。

 そして2/18のラグビードリームマッチ サンウルブズ VS トップリーグオールスターズ」は間違いなく国内最高峰のラグビーゲーム。当然ながら全国各地からコアなラグビーファンが集まってきています。こうした方々に楽しんでもらい、つながり、新しい可能性をつくっていくからこそ、本当に価値あるイベントとなります。だからこそ、細かいこと抜きにまずはしっかりと歓迎する雰囲気をつくる・楽しんでいってもらうことが必要。ということで、秘密基地にてファンミーティングを開催することになったわけです。

 こんな想いに応えてくれたのが、元日本代表監督の向井昭吾さんやキューデンヴォルティクスの選手たちを始め、MCを務めてくれたRKBの植村友紀さん、スポーツ応援ユニット「ベスラガ」(Baseball Girls & 桜Ru.girl)、禁断少女、メタルラックといったタレントの方々。

 ゲーム中はキューデンヴォルティクスの選手による解説付きでドリームマッチ観戦。そしてちょっとしたトークセッション。禁断少女の皆さんがリフトされてる絵とかだいぶ面白い。

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 夕方からの第二部では、ファンの方々が続々と集まり、植村さんのMCで、向井さんのトークショーからスタート。ファンの皆さんは東京、横浜、埼玉、大阪、宮崎などなど全国各地からいらっしゃってくださいました、

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 向井さんのトークで印象的だったのは、「心技体」の必要性の話。そして特に心を鍛えることが必要であり、そのうえで体を創り、技を磨くことだということ。また、個の力でできることは限られるが、チームになればできることが変わる、ということ。秘密基地で大切にしていること、創生塾で伝えていること。まちはチームだでやろうとしていることと全く一緒。ラグビーの精神はまちづくり・地方創生の現場に活かすべき点が多いと感じました。

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 休憩時間中は向井さんをはじめとするゲストの皆さん、そしてファンの皆さんがそれぞれ交流。距離感が近くていい感じです。

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 後半はライブステージ。べスラガの皆さんによる特別パフォーマンスに、メタルラックのショートコント。そして禁断少女を加えたタレントさんたちによるフリートーク。とくにべスラガのパフォーマンスが熱い。エネルギッシュな女子5人のパフォーマンスに、ラグビーファンも私も大盛り上がりでした。

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 そしてメタルラックさんのショートコントで笑いを誘い、トークセッションではさすがだなぁ、と感服する楽しい空間の演出。記念すべき日の夜に本当にふさわしい。

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 最後には来場いただいたファンの方からもコメント。こうした場をつくっていくことの大切さをお話しいただけました。

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 そしてのそのあとにちょっとだけ、秘密基地のオーナーの岡さんとあいさつさせてもらいました。

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 挨拶の前に岡さんとも相談し、本気で秘密基地の場を通じてスポーツを、ラグビーを応援していこう、ということにしていました。スポーツは老若男女問わず、ひとがつながるきっかけになり得ます。秘密基地の「集めて・混ぜて・繋げて・尖らせる」という動きを、スポーツを通じて行うことでもっと大きく強いものにもできる。だから、「秘密基地はラグビー応援拠点、スポーツ応援拠点になります!」と宣言。4月のワールド女子セブンズラグビーも、スーパーラグビーも応援していこう、2019年に向けて盛り上げていこう、とファンの方がと約束。秘密基地からラグビーを始めとするスポーツコミュニティが動きだしちゃいました。秘密基地に新しい色がまた加わりましたね。

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